中国 西安にきてみた。後編

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上海移動~兵馬俑 にいった前編はこちら。

さて二日目。

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10:30 回族通り

ホテルが鐘楼(ジョンロウ)のすぐそばだったから、朝から Mobike で移動。

回族(かいぞく・フイズー)というのは中国の少数民族の一つで、
イスラム教を信仰する人たちのこと。約 1,000 万人いるらしい。

その回族の通りがこれ。

ご存じ、ムスリムの人は豚肉を食べないから羊肉をよく食べる。(おいしい。)

特殊な料理が多いんだけど、スズキが食べたのは「羊肉泡膜」。28 元。
小麦でつくったパン(結構重い。)を


手でちぎって

スープをいれてくれる。

番号札もらってまつ。10分くらい。

食べる。

う~ん。薄味。「美味しい!」って感じではない。

で、付け合わせのニンニクの漬物がおいしい。
これがあると「羊肉泡膜」が進む。
そうか、日本のお米と一緒か。

この硬いパンは保存食で、食べるときは水?お湯?に浸す。
主食だからこれ自体につよい味はない。付け合わせ(漬物)で食べる。
細かくちぎるのは水分を含みやすくするためか。

小麦は保存にも強いわけだ。
こういうのを見るとやっぱり
炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)

が正論である気がしてくるな。

そしてこのあたりは米文化じゃなくて小麦文化圏。
そりゃ項羽も嫌になるよね。

かなりお腹いっぱいになったので羊肉串はあきらめる。

12:00 博物館へ。

博物館は城壁の外にある。ちょっと遠いからタクシーで移動。
タクシーの運転手さんが中国語で話かけてくる。
「地元はどこだ?」 運転手
「日本だよ」    スズキ
「地元はどこだ?」 運転手
「あ~~東京だよ。(実際は違うけどそれしか言えない。)」スズキ
「あ~そうか。」  運転手

こっちが全然しゃべれないのにずっと話しかけてくる。
すげえな~中国の人って。

博物館にいってみたら、チケットカウンターしまってる。なぜ?昼休み?


そして長蛇の列が。200 m くらいある。


これは無理。あきらめて移動開始。

12:30 青龍寺(弘法大師 空海さんが学んだお寺)

博物館から比較的近くに青龍寺があったので Mobike で移動。
が、そんなに近くはなかったが。。

小区(シャオチュウ。団地みたいなところ。)を通って到着。

なんだか静かだな。人がいない。

空海さんが教えを受けている図。

「日中友好~~~」って書いてある。
そうか、日本が作ったのか。

そりゃ中国人にとっては空海さんには興味ないから人はこないよね。

スズキ的には、
父方の他界した祖父が敬虔な仏教徒で真言宗で(空海の教理をどこまで理解していたかは知らないけど。)
夏休み・冬休みにはすずきは毎日「般若心経」を唱えていたし、筆写もしてた。(今もソラで言えると思う。)
小学校くらいまでは毎年高野山にも上ってた。

まあ、スズキが言える「般若心経」って、
サンスクリット語(などの言葉)を中国の漢字表記にして日本語読みしたものだから
空海が唱えていたものとは全く異なるはずなんだけどね。

爺さんが知ったら喜ぶんじゃないかな~なんて思ってお土産買ってみた。

真言宗って密教っていうけど、
土着の宗教(アミニズム)と融合している感じはする。
中国の仏教って、タイ・ミャンマーとかのと根本的に違う気もする。
タイ・ミャンマーにあるような肉感的なものが中国にはないしな~。
少し勉強してみようかな。

14:00 城壁 レンタル自転車に乗ってみる。

西安の町は城壁に囲まれている。


やっぱり騎馬民族対策だろうね。
位置的には匈奴とかモンゴルか。

城壁の入場料 54 元。結構高い。

周囲は 14 km 高さは約 12 m 。

近くにいくとびっくりするくらい威圧感ある。

こんなに高い壁が必要だったんだろうか。
索敵目的だろうか。

馬の速度を Google 先生に聞いてみたところ
「40 ー 48 km/h」とでた。
1 時間で 40 ~ 50 km 走るってこと。
西安市内から兵馬俑まで 30 km 。1時間以内で行けちゃう。
城壁の反対側にいる兵士の移動距離は 7km =周囲14km ÷ 2 。
防具も装備しているからそんなに早く走れないでしょう。30~40分くらいかな。
12 m の高さからどの程度の距離を見渡せたんだろうか。(誰か教えて。)

と思うと、高い城壁も仕方なかったのかな。

で、せっかくなのでレンタル自転車に乗ってみる。


45 元+デポジット 200 元。高いな~。

そして、このレンタル自転車、全くお勧めできない。
道が凸凹しているからめちゃくちゃ疲れる。進まない。

遠目で見ると平なのだが

道ががたがただから全然気持ちよく走れない。

そしてめちゃくちゃ暑い。

南門→東門 3.5 km 走って返却する。

15:00 空港へ

東門から空港バスがいるバス停に Mobike で向かう。


お土産屋さんのおくにバスチケット売り場があるから 25 元で購入。

バスにのって 15 分くらい経ったら出発。寝る。

16:30 西安空港着

帰りの飛行機が 20:30 発 22:50 着 予定だったので空港で時間をつぶす。


ターミナルが3つあってかなり大きい空港。
ただ、スズキがのる春秋航空のターミナル 1 はしょぼい。

上海のような自動チェックイン機はもちろんない。

喫茶店でビール飲みながら待機。空港 の Free Wifi は上手く動かなかった。

19:00 搭乗ゲート変更の案内

20:30 発なのに出発する雰囲気ゼロ。。

ディレイにはなってる。

21:00 搭乗開始。

とりあえず搭乗する。寝る。

22:00 お菓子が配られる。

23:30 そろそろ出発する。的なアナウンスが流れる。

春秋航空の席は垂直だから、寝るのが大変。
みんな座席の机(?)を出して突っ伏して寝ている。壊れないのか!?

02:20 上海虹橋空港 着

結局 3 時間半遅れて到着。。

空港からタクシーにはすぐ乗れた。5分くらいかな。
あ~疲れた。

中国の飛行機って遅い時間だとディレイになるのよね。忘れてた。。
あと、春秋航空の座席が狭くてかたくて倒せないから、、
もっといい飛行機にのったほうがいいなと改めて思った。

以上、後編。

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